米国経済学会(AEA)の年次総会に出席した著名エコノミストらが、
米国の金融危機はまだ終わりには程遠いとの見方を示した。
やっぱりね。
ウォール街の銀行関係者とか政府高官の間では金融危機の最悪期は終わったと言ってるけど、
今回はそんな甘い考えを覆す内容だった。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の経済学教授、マイケル・イントリリゲータさん(有名人!)は
リセッション(景気後退)は終わっていないと指摘していた。
具体的には、経済生産が危機前の水準に戻るには2013年。
雇用市場は2016年まで完全に回復しないとの考え方。
あらら、だいぶ先になっちゃいましたね。
今回の金融危機でウォール街は何を学んだのだろう。
マサチューセッツ工科大スローン経営大学院のエコノミスト、サイモン・ジョンソン氏さんが
示唆に満ちたことを言っていました。
「危機はまだ始まったばかりだ。
銀行は勝ったのか。
短期的には勝っただろう。
だが、目前にあった変革の機会はすでに失われた」
と語った。
目先の回復よりも、
金融業界関係者達の価値観のパラダイムシフトが起こることを期待している。
米国経済学会とは?
それでは、良いお年を。
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米連邦準備理事会(通称FRBですね)が今後のアメリカ経済について意見を述べていた。
あいかわらず雇用市場の回復はかなり厳しい信用状況により緩やかなペースにとどまっている。
インフレは引き続き、当面抑制されるとの見通しであるという。
日本ではおなじみの政策金利のゼロ付近への引き下げや、
一連の非伝統的貸出制度などFRBの異例の政策が今回のような回復を支援したのではないでしょうか。
金融危機から1年がたって、アメリカの経済成長率はプラスに転じかけている。
おそらく、アメリカ経済は最悪期を脱したとみられている。
でも、失業率は依然2ケタと高止まりが続いていて、この数字はどうにかしないとやばい。
雇用なき経済成長は経済成長とは呼べないからだ。
今年のアメリカ経済はどうなるのか。
私が知る有識者が共通して言っているように、
焦点としてはアメリカのGDPの7割を占める個人消費も
まだかつての元気を取り戻したとは言えないので、
今年は最大の課題である雇用を創出するという成長路線が過大だと思う。
アメリカについては今後も引き続きとりあげて考えて生きたい。